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12月号 角質チェッカーが語る、あなたの肌状態
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肌チェック.comの本格チェックでご利用を推奨している「スキンチェッカー」。角質チェッカーでは肌のみずみずしさやターンオーバーレベルが、皮脂チェッカーではT/Uゾーンのあぶらっぽさがばっちり測定できるので肌診断の精度がぐんとあがり、Webでより正確な肌状態の把握をするための大切なツールとなっています。
肌チェック.comビューティーナビゲーターの高橋かよこ先生によると、とくに角質チェッカーからは、肌の抱えるさまざまな情報が読み取れる、とのこと。今回は、そんな角質チェッカーに焦点をあて、なぜ肌測定に角質チェッカーなのか?薄いフィルムが採った肌の表面から何がわかるのか?について、かよこ先生がくわしく解説します。
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なぜ、角質チェッカーで角片をとるの?
角質チェッカーを使って測定をした時、透明なフィルムについてくるのは、そのままなら間もなく皮ふの垢としてはがれる肌の最上層の角質、つまり角片です。この角片はあなたの肌の中で生まれ、育ってきた細胞が表面にあらわれるところであり、あなたの肌状態を知る上で重要な手がかりとなるのです。
角質チェッカーでなにがわかるの?
まず、ターンオーバーをちょっとおさらいしてみましょう。肌は、ご存知のように、内側の真皮と外側の表皮に分かれています。表皮細胞は表皮の一番下にある基底層の基底細胞から作り出され、徐々に外側に向かって押し上げられていき、2〜4週間で核のない角質細胞になります。その後約2週間角質層にとどまり、外界の刺激から肌内部を保護する重要な役割を果たした後、垢となって剥がれ落ちていきます。その表皮の一連の生まれ変わりを「表皮のターンオーバー」と呼んでいます。
真皮の働きが活発だと、水分やNMF(ナチュラルモイスチュアライジングファクター=天然保湿因子)を充分含んだ表皮細胞が作り出されターンオーバーもスムーズになりますが、真皮の働きが低下していると、未熟で水分やNMFの少ない表皮細胞が作り出されてしまいターンオーバーも鈍くなってしまいます。また、強い紫外線や乾燥、摩擦や軽い怪我、あるいは合わない化粧品など皮ふ表面に何らかの刺激があった場合には、基底細胞が急いで皮ふを保護・修復しようとして、一時的に水分やNMFを充分含んでいない不完全な表皮細胞を作り出し、その結果角質が厚くなり、ごわごわしたり乾燥してかさかさになってしまいます。
さらに、角質細胞の水分量は年齢、皮脂量、外的環境により変化しやすいため、水分が不足したり強い刺激を受けて損傷してしまうと角質層の保湿機能や保護機能は低下し、ターンオーバーも乱れてトラブルを起こしやすくなります。つまり皮ふはそれぞれが連動しあっていて、それぞれがいい状態だとターンオーバーも良好で角質層も潤いがあり滑らかな状態となりますが、どこかが悪い状態だとターンオーバーは不調になり、角質層は乾燥して潤いがなく荒れた状態になってしまうのです。
一方、スキンケア化粧品によるモイスチャーバランスを整えるお手入れは、単に一時的な水分・油分の補給というだけではなく、継続的に維持することで角質層内の角質細胞をよりしっかりした細胞に育み、保湿機能や、保護機能を高める効果があることがわかっています。
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したがって角質チェッカーからは、真皮の働きやスキンケアによる影響も含めた外的要素の影響とターンオーバーの結果を知ることができるわけです。
角質チェッカーの見方
では、これまで述べてきたことが角質チェッカーにどのようにあらわれるのかを、角質チェッカーの見方とともにご説明しましょう。
まず、角質チェッカーの測定で一番重要視しているのは、「角片の細かさと均一性」です。
ターンオーバーが順調な場合の例
 
ターンオーバーがやや不調な場合の例
 
ターンオーバーが不調な場合の例
 
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水分を充分含んだ表皮細胞がスムーズに表面に押し上げられると、均一で細かい角片になります。角質チェッカーの測定シートを黒い台紙に貼って見ると、全体にうっすらと白い霧がかったよう見えるのは角片が細かく均一な状態で、ターンオーバーが順調で水分量も充分な証です。
角片が全体的に細かいケースでも白っぽい場合と黒っぽい場合がありますが、これは新陳代謝のスピードによる角片量の違いです。白っぽいケースは、一概には言えませんが若い人や暖かい季節に多い傾向があります。ただし濃くても薄くても角片が細かければ、ターンオーバーは順調といえます。
反対にターンオーバーが不調な場合には、水分が不足した角質が皮ふ表面に滞り、全体的に荒くて白っぽい不揃いな角片になります。角片が不揃いで大きく、濃淡がはっきりしいているほど、乾燥して肌あれが進行している状態といえます。
また(後でも触れますが)、ニキビができている部分、ニキビや傷の治りかけの場合も、修復のため部分的にターンオーバーが活発になり部分的に白く濃く出ることがあります。これは部分的、一時的なものですので、全体の様子からは除外して肌状態をみてください。
なお、顔そりやピーリングの直後は角質が落とされていて角片がとれず、全体に黒っぽくなることがあります。本来の角片の状態と異なるため、正確な肌チェックになりませんので注意してください。
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いろんな肌状態の例
測定した角質チェッカーからは、ターンオーバーや水分量だけでなく、いろいろな状態が読み取れます。代表的な例をご紹介します。
1.肌あれが始まりそう・・・
 
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白く濃いところは乾燥し部分的に大きめの角片がはがれているところで、これから肌あれに傾くときによく見られる角質状態です。部分的に肌あれが始まりかけていますので、これ以上乾燥させないように早目にケアしましょう。
肌チェックの際は、左の例のように白く濃いところが一部の場合は他の薄い部分で判定しますが、右の例のように白く濃い部分が1/3以上の場合はすでに肌あれが始まっているものとして濃い方を基準に判定してください。
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2.毛穴に皮脂が詰まっている

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白い粒のようなものが毛穴の皮脂です。皮脂の周りも角片が増えていて白くなっている場合がよくあります。
判定は皮脂を除いたほかの部分で行いますが、皮脂の固まりが複数とれている場合は、他の部分の毛穴もつまっている可能性が高いので、早めのケアをしてください。ちなみに本格肌チェックをすると、「皮脂のつまり」のお悩みにこたえたお手入れアドバイスを読むことができます。
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3.ニキビや吹き出物のあと

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にきびや吹き出物、傷ができていた部分には、真ん中に白い粒はなくても毛穴の周りを取り囲むように角質が白くとれていることがよくあります。いたんだ箇所の回復途中のため部分的にターンオーバーが活発になり、一時的に角片量が増えている状態です。
判定はこの部分を除いた他の部分で行います。
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4.顔そりをした直後

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顔そりをしたばかりだと角片がうっすらとしか取れないことがあります。これは、角質が削り取られ、一時的に角片が少なくなっているからです。
使用するかみそりのタイプにもよりますが、一般的にかみそりを使用して顔そりをした場合には2週間程度あけてからの測定をお勧めします。
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5.日焼け直後

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日焼け2日目の肌です。ぶつぶつした大き目の角片が全体に点在しはじめています。紫外線で急激なダメージを受けて表皮の有核細胞が部分的に損傷し、核が死んで角片となってしまった状態です。このあとは修復のためのターンオーバーが活発になり、数日後には不均一な角片が急増します。このようなときは「日焼け」のお悩みアドバイス(本格チェックの肌診断結果からどうぞ)を参考に、日焼け用化粧水などで炎症を抑えながら水分をたっぷり補給し、早めにスムーズな回復を促す対応をしてください。
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このほかにもいろんなバリエーションがあるのですが、またの機会にご紹介したいと思います。
このように角質チェッカーからは、肌内部の状態を確認したり、いろいろな肌状態を発見することができます。いつもベストな肌状態を保つための定期的なチェックやトラブルの予兆を察知する対策にと角質チェッカーをお役立ていただければと思います。
なお、上記の例は「本格肌チェック」の角質チェッカー測定結果を入力の際、角質チェッカー画像をクリックすると出てくるようにもなっていますので、判定時にぜひご利用ください。
ではまた!
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| 肌チェック.com ビューティーナビゲーター 高橋かよこ |
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